めっけMON / 発送オペレーション自動化

発送のやりとりを、事務局が全部引き取ります
― 出店企業がやることは「送って、伝票を撮って返す」だけになります

作成日 2026-08-11 v1 状態 設計完了・未稼働 まず試すのは 浜勘さん1社・メールのみ

この資料の結論

  1. 出店企業はPVのポータルを触らなくてよくなります。やることは「メールを見る・発送する・伝票の写真を返す」の3つだけです。
  2. 事務局側はすべて自動です。毎日11時に発送依頼を送り、返ってきた伝票をAIが読み取って、Shopifyへの発送登録とお客様への発送通知まで機械で完結します。
  3. ただしお客様に出るトラブルの連絡だけは、必ず佐々木の承認を通してから送ります。AIが勝手にお客様へ連絡することはありません。

1何が変わるか

いま出店企業には、注文が入るたびにPVのポータルへログインして追跡番号を入力してもらっています。パソコンを推奨せざるを得ないほど画面が重く、入力の手間も小さくありません。ここを事務局が引き取ります。

いま
7つの作業
  • ポータルにログインする
  • 注文の一覧を見る
  • タグを見て同梱物を確認する
  • お客様のご要望を確認する
  • 梱包して発送する
  • 追跡番号を入力する
  • 配送業者を選ぶ
メール1通に、発送に必要なことを全部書きます お届け先(建物名・部屋番号まで)、商品とバリエーション、個数、同梱物、そしてお客様のご要望。 いまはお客様のご要望がShopifyの注文メモに入っているだけで、出店企業には届いていません。これを事務局が拾って書き込みます。

2全体の流れ

出店企業がシステムに触る場面は、1つも残りません
縦が時間の流れ。横は誰がやるか。オレンジの枠が事務局(機械)、茶色の枠が出店企業の手作業です。
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発送の全体フロー 毎日11時に事務局が発送依頼を送り、出店企業が梱包・発送して伝票の写真を返信、事務局がAIで読み取って登録し、お客様へ発送のお知らせが届く流れ。 事務局(機械) 出店企業 お客様 毎日 11:00 発送依頼を送る 未発送を全部まとめて1通に 期限までに(各社の目安) 梱包して発送する 配送業者はこれまでどおり 発送後すぐ 伝票の写真を返信 番号の入力は不要 5分以内 読み取って登録する AIが読み、3つの確認を通す 発送のお知らせが届く Shopifyから自動で送信
お客様への発送のお知らせは、Shopifyが発送登録の時点で自動送信します(現在も同じ動きです)。
注文が無い日も「本日はありません」と送ります 毎日必ず届く形にしておくと、届かない日が「仕組みが止まっているサイン」になります。出店企業にも事務局にも異常が伝わります。

発送が遅れそうなとき

出店企業ごとに「ご注文から何日以内に発送」という目安を伺い、その日が近づいたらリマインドを送ります。期限は事務局が一律には決めません。出店企業に申告してもらった日数だけを使います。

催促を機械が繰り返すことはしません。3回送って反応が無ければ、そこで自動送信を止めて人が電話します。

3伝票が届いてから

追跡番号を1桁でも読み違えると、お客様が他人の荷物を追いかけることになります。これは取り消せません。そこで、AIの読み取り結果をそのまま信用せず、機械的な確認を3つ通します。

3つ全部を通ったときだけ、自動で登録します
1つでも引っかかれば処理は止まり、Slackへ確認が飛びます。「たぶん大丈夫」で先に進むことはありません。
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伝票の判定フロー 伝票を受信しAIが読み取ったあと、重複・番号の形・宛名の一致という3つの確認を順に通す。すべて通れば自動登録、1つでも不通過ならSlackで佐々木に確認する。 出店企業から伝票の写真が届く AIが伝票を読み取る 業者・番号・宛名・住所・個数 1 重複していないか 同じ番号が他の注文に無いか OK 2 番号の形は正しいか 業者ごとの桁数と検査数字 OK 3 宛名は一致するか 氏名・郵便番号・住所を照合 OK 自動でShopifyに登録 お客様へ発送のお知らせが届く 1つでも NG 処理を止めて Slackで佐々木に確認 _通知-配送トラブル
1番目の「重複していないか」が、いちばん重い事故(お客様が他人の荷物を追う)を防ぐ確認です。2番目の検査数字は、実際の伝票でまだ確かめていません。

4うまくいかないとき

宛名や住所が合わない、個数が足りない、といった相違はAIが検出します。荷物は止めません。出店企業から配送業者へ転送の手続きをお願いする形にします。正しいお届け先へ回してもらえれば済むためです。

お客様へのご連絡は、遅れが確実になってから・承認を通してから
検知した瞬間には出しません。出店企業の対応で間に合うなら、お客様には何も起きません。
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相違があったときの流れ 相違を検知すると事務局が出店企業へ対応を依頼する。返信があり遅れないならお客様への連絡は不要。遅れが確定した場合と6時間返信が無い場合は、Slackで佐々木の承認を得てからお客様へ連絡する。 相違を検知 宛名・住所・個数 出店企業へ依頼 転送のお願い(自動) 費用は出店企業のご負担 返信あり・遅れなし お客様への連絡なし 返信あり・遅れが確定 Slackへ【要承認】 6時間 返信なし Slackへ【要承認】 佐々木が承認 → お客様へ送信 6時間の数え方 9時〜18時のあいだだけ数え、夜間は止めます。20時に検知したら翌朝9時から数え直して15時に判定します。
お客様へのご連絡は、出店企業からではなく必ず事務局から行います。出店企業がお客様へ直接連絡することはありません。

5人が関わるのはここだけ

相違が無い通常の発送は、依頼メールの送信から発送登録、お客様への発送通知まですべて機械で完結します。人が出てくるのは次の3つの場面だけです。

1お客様への連絡の承認

トラブルでお客様にご連絡するときは、1通残らず佐々木がSlackで内容を確認してから送ります。ボタンを押すだけです。

2前例のないケースの判断

仕組みが迷ったら人に聞きます。一度判断すれば仕組みが覚えて、次から下書きの精度が上がります。

33回催促しても反応が無いとき

機械が催促を繰り返さず、人が電話します。

お客様向けの文章は、AIに書かせません 決まった型に日付などを入れるだけにします。自動で送るものにAIが自由に文章を書くと、言葉づかいと事実の両方が壊れます。 AIが担うのは「伝票を読むこと」と「どの型を使うかを選ぶこと」だけです。

6PVはどうなるか

PVはこれまでどおり使います。送料の計算、カートの表示、企業ページはPVが担っているため外せません。今回変えるのは発送のやりとりだけです。

出店企業には、注文の状況や売上を見たいときにPVを開いてもらう形になります。発送の作業でPVを触る必要はなくなります。

7いまの状態

まだ動いていません。設計ができたところです 出店企業への送信も、システムの実装も、まだ何も始めていません。まずは浜勘さん1社・メールだけで試して、型が固まってから広げます。

先に片づける必要があること

  • 1 出店企業ごとの発送リードタイムを伺う未着手 「ご注文から何日以内に発送」の目安。これが無いと「期限」が決められず、リマインドが成立しません。この仕組み全体の土台です。
  • 2 Shopifyで発送登録したときにPVへ反映されるかの確認未検証 反映されないと、PV側の精算(発送完了ベース)と実態がずれます。次の1件で確かめられます。
  • 3 発送専用のメールアドレスの開設未着手 問い合わせ対応の仕組みで申請中のMicrosoft設定に、1つ足すだけで済みます。
  • 4 送料が設定されていない9社の解消要対応 🔴 この状態だとその会社の商品は購入できず、同じカートに入った他社の商品まで道連れで決済できなくなります。発送以前の問題として先に手当てが要ります。
1と2は、浜勘さんへの依頼メールを1通送るだけで両方進みます 依頼メールの中でリードタイムを伺い、返ってきた伝票でPVへの反映を確かめます。

8詳しい資料

この設計で決めたこと(12件)
  1. 事務局が発送オペレーションを全面代行し、出店企業はPV画面を触らない
  2. まず試すのは浜勘さん1社・メールのみ
  3. 出店企業に番号を手入力させず、伝票の写真だけを受け取る
  4. メールの署名は個人名を出さず「めっけMON 運営事務局」
  5. チェックアウトの配送先電話番号を必須にする
  6. 転送に費用が発生する場合、出店企業の発送ミスが原因なら出店企業の負担
  7. お客様へのトラブル連絡は当面すべて佐々木がSlackで承認してから送る
  8. お客様への一次連絡は「遅れることが確実な場合」に限る
  9. 出店企業の返信待ちは6時間(9〜18時のみカウントし夜間は止める)
  10. 定休日・休業期間は取得せず、暦日で計算する
  11. 対応パターンを蓄積し、迷う場合はSlackで確認する
  12. Slackは _通知-配送トラブル を使う

🔴 このうち「出店企業への自動送信」と「お客様連絡の承認フロー」は、承認ゲートの例外にあたるため決定台帳への起票が必要です(未起票)。

この設計とは別に、手当てが必要なこと
  • 未発送が10件たまっています(2026-08-11 11時時点。浜勘さん5件・ワイン5件。最も古いものは8月8日の注文で3日経過)。うち2件はお客様から受け取り日のご要望が出ていますが、Shopifyの注文メモにあるだけで出店企業・古川社長には届いていません。
  • 出店企業がキャンセルすると、当社の承認を挟まずShopifyで自動返金が実行される設定になっています。事務局が代行する形では出店企業がキャンセル操作をする理由が無くなるため、設定の見直しを検討すべきです。
この資料が扱っていないこと
  • 伝票の発行そのものは自動化しません。伝票は従来どおり出店企業が各社の配送業者システムで作ります。事務局が発行するには当社名義の配送業者契約が必要で、今回の範囲外です。
  • お荷物の追跡・配達完了の自動反映もしません。ヤマト運輸のAPIは配送状況を返さない仕様のため、別のサービス契約が必要になります。
  • LINEは当面使いません。まずメールだけで型を作ります。
  • 番号の検査用数字(3つの確認の2番目)が実際に機能するかは、まだ実物の伝票で確かめていません。浜勘さんの1枚目で確認します。